関連しやすい病気
社会不安障害(SAD)は他の精神的な病を併発しやすい病気です。
もしあなたが「自分は社会不安障害かも?」と感じたら、早めに医師の診察を受けてください。
社会不安障害の患者は人前に出るような状況を避けようとする傾向があるために、それを放置しておくと「ますます人前に出たくなくなる」という悪循環に陥ってしまいます。
すると今度は「うつ病」や「パニック障害」などの病気を呼び起こしてしまう可能性もあります。
なぜなら、実は「うつ病」も「パニック障害」も社会不安障害と病気のメカニズムはほとんど同じなのです(ただ、社会不安障害の場合は社会生活を何とか送ることは可能ですが、うつ病やパニック障害は日常生活を送ること自体が困難になるという差があります)。
社会不安障害は放置していても治る病気ではありませんし、放っておくとますます人との関わりがうすくなり、社会生活が困難になってしまいます。
必ず治療は早めに行いましょう。
うつ病-関連しやすい病①
「うつ病」は社会不安障害と最も併発しやすい病です。
数値は調査によって多少違いがありますが、おおむね社会不安障害の患者の30%ほどが生涯のうちに「うつ病」を併発します。
いずれの場合もまず社会不安障害にかかり、人付き合いや仕事が上手くゆかなくなってうつ病を併発するというパターンが多くなっています。
うつ病にかかると、以下のような症状があらわれます。
・不眠
・無気力になる
・食欲の減退
・気分の落ち込み
などが主な症状です。
うつ病に関しては社会的な認知度も高まってきたため、ご存知の方も多いかと思いますが、うつ病にかかってしまうと社会生活をおくること自体が困難になってしまうために、うつ病になってしまう前に社会不安障害の治療を行いましょう。
パニック障害-関連しやすい病②
社会不安障害からパニック障害を併発するケースは、ちょっとした出来事がきっかけになります。
例えば、人から「顔が赤くなっているよ」と指摘された瞬間に体全体が震えてしまい、汗がにじみ、脈が速くなってしまったというケースがあります。
一度その状態を経験してしまうと、今度は突然パニック障害が襲ってくるようになります。
具体的には以下の症状があらわれます。
・動悸、心拍数の増加
・発汗
・体や手足の震え
・呼吸が速くなる、息苦しさ
などが主な症状です。
一度パニック障害を経験すると、何も無い状態から突然症状があらわれてしまうこともあるために、生活に支障が出てしまいます。
このパニック障害も社会不安障害の患者は通常の人と比べて2倍程度の確率で発症してしまいます。
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